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アイコンサイズ変更、一部のショートカットが使えなくなる

筆者もどの時点で変更されたか把握できていないが、初期(バージョン1507)のWindows 10では、デスクトップのアイコンサイズをショートカットキーで変更できた。

いや、現在も変更できるが、その一部が無効になっているのだ。「Ctrl」+「Shift」+「1」キーに「特大アイコン」、あとは2、3……と各数字を変えることで、「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」「一覧」「詳細」「並べて表示」「コンテンツ」を選択できたが、バージョン1809で確認した限りでは後者4項目が使用できないのである。

  • 「Ctrl」+「Shift」+「3」キーに割り当てられた「中アイコン」。デスクトップのコンテキストメニューから「表示」→「中アイコン」と順にクリック/タップしてもよい

  • 「Ctrl」+「Shift」+「2」キーに割り当てられた「大アイコン」

  • 「Ctrl」+「Shift」+「4」キーに割り当てられた「小アイコン」

  • 「Ctrl」+「Shift」+「1」キーに割り当てられた「特大アイコン」。こちらはメニューから選択できない

必ずしも視認性が高くないものの、利用シーンによっては「一覧」も使いやすいと感じていた筆者だが、Microsoftの開発陣はそぐわないと判断したのだろう。

まとめるとバージョン1809時点では現在、コンテキストメニュー、ショートカットキー、「Ctrl」+「Shift」キー+マウスのホイールボタン回転(「Shift」なしの「Ctrl」+マウスのホイールボタン回転、でもよい)で、デスクトップのアイコンサイズを変更できる。

  • 「Ctrl」(+「Shift」キー)を押しながらマウスのホイールボタンを回転させることでも変更可能だ

阿久津良和(Cactus)