クオリカは10月10日、IoT技術を活用したヘルメットマウント型ウェアラブルデバイス「iBowQube(アイボウキューブ)」を11月から販売を開始すると発表した。

  • サービスのイメージ

    サービスのイメージ

iBowQubeはアタッチメントとしてs所有するヘルメットに装着し、電子機器(カメラ・マイクなど)をハンズフリー(音声発話)で操作し、11月にVer1.0として「コミュニケーション機能」と「安全管理機能」を、2019年秋頃にVer2.0「ナビゲーション機能」のリリースを予定している。

  • 「iBowQube」の概要

    「iBowQube」の概要

コミュニケーション機能は現場の作業者と事務所の管理者との間で管理者からの素早い状況判断や指示を受けるほか、現場にいなくても作業結果の確認が共有できるという。安全管理機能は現場からの情報(心拍データ、環境データ)を収集し、作業者自身の体調と現場環境の把握や管理者の現地における環境を定量的に把握できるという。

今後、IoTプラットフォームと連携することで蓄積したデータをAIに結びつけるなどデータの利活用を行うことでiBowQubeのサービス拡大を図り、2022年には売上高10億円を目指す。価格は初期費用(ハードウェア)がオープン価格、月額利用料(クラウドサービス)は2万5000円(1個)~。