日本ティーマックスソフトは10月11日、LG日立と日本市場におけるITモダナイゼーションに関する業務提携契約を締結したと発表した。同契約に基づき、メインフレーム環境からオープンプラットフォーム環境へのマイグレーションとクラウド化を実現する「シルクロード・プロジェクト」を開始する。

同プロジェクトは、TmaxSoftのリホスト・ソリューション「Tmax OpenFrame(ティーマックス・オープンフレーム)」によるメインフレームのマイグレーションとLG日立のデータ移行ソリューション「Smart-MIG(スマート・エムアイジー)」によるクラウド化をを実現するもの。マイグレーションの対象となるメインフレームはIBM、富士通、日立製。

同プロジェクトでは、ホストプログラムのオープン化作業の移行実現性を約1~4 ヶ月で検証できる「PoC(移行実現性検証)サービス」を提供。これにより、ソースプログラムの解析後、どの程度まで移行が可能かなど、移行後本格的にオープン化する際の工数・工期を明確にするため、その後のデータ移行作業によるクラウド化がより迅速に行えるようになるという。