米Microsoftは30日(米国時間)、米国向けのOffice 365サブスクリプションサービス「Office 365 Home」および「Office 365 Personal」にて、インストール台数の制限を撤廃すると発表した。2018年10月2日から、無制限でOfficeをインストールできるようになり、5台のデバイスでの同時利用も可能となる。

従来、Office 365 Homeのインストール台数は最大10台までという制限があり、5ライセンス(5人のユーザー)が利用できた。また、Office 365 Personalでは一人一台のデバイス(PCやMac、タブレット)と制限されていた。しかし2018年10月2日以降、Office 365 HomeおよびOffice 365 Personalのユーザーは、Officeを無制限のデバイスにインストールできるようになり、5台のデバイスでの同時利用も可能となる。

  • 国内での家庭向けOfficeのラインナップ。家庭向けのOfficeサブスクリプションはOffice 365 Soloのみ

日本のOffice 365サブスクリプションサービスには、米国で展開しているOffice 365 HomeやOffice 365 Personalは用意されていないが、家庭向けに展開しているOffice 365 Soloにおいて、同様の変更が10月2日から適用されることが案内されている。なお、6台目のデバイスにサインインした場合は、「制限に達しました」というメッセージが表示され、すでにログインしている別のデバイスからサインアウトする必要がある。