日本ディープラーニング協会(JDLA)は7月5日、6月16日に実施した第2回目の資格試験となるジェネラリスト検定「JDLA Deep Learning for GENERAL 2018#1」(G検定)の受験者数などを発表した。

JDLAはディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指す団体で、東京大学大学院工学系研究科 特任准教授の松尾豊氏が理事長を務める。

JDLAが運営している資格試験は、ディープラーニングを事業に生かすための知識を有しているかを検定する「ジェネラリスト」とディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する「エンジニア」の2種類。

今回の試験の受験者数は1988名で、そのうち合格者は1136名と、受験者数に対する合格者の輩出率は57.1%だった。

受験者の年齢層は10代から70代と幅広く、そのうち、30代と40代で全体の62%を占めた。

業種はIT・SE系が最も多く全体の56%を占めたが、機械・電気・電子系、企画・マーケティング系など、幅広い業種の人が受験した。

次回のG検定は2018年11月24日の実施が予定されている。