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Windows 10 バージョン1809(仮)で実現するかも
Windows 10 バージョン1703(Creators Update)のMicrosoft Edgeブラウザーは、タブのグループ化機能を備えた。現在、インサイダーに提供中のWindows 10 Insider Preview ビルド17677では、わずかながら改善が加わっている。
タブのグループ化機能は、開いている複数のタブを特定領域に積み上げ、必要に応じて呼び出すというものだ。ただし、復元時は積み上げたタブ情報は破棄する。つまり、Push&Popの関係だ。タブ情報はユーザーが意図的に削除しない限り、格納されたままとなる。
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複数のタブを開いた状態で「表示中のタブを保存して閉じる」ボタンをクリック/タップすると、タブのグループ化が完了する。その後、「保存して閉じたタブ」ボタンをクリック/タップすると、グループ化したタブが現れる仕組みだ
Microsoft Edgeでタブをグループ化し、“保存して閉じたタブ”のページを開くと、上図に示したように「○○タブ」とグループ名が自動的に付く。だが、Windows 10 Insider Preview ビルド17677のMicrosoft Edgeは、「○○タブ」の名前を変更することが可能になった。
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Windows 10 Insider Preview ビルド17677のMicrosoft Edgeで、同様の操作を行い、「3タブ」をクリック/タップ
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これでテキストボックスが現れるので、任意の名称を入力し、「Enter」キーを押して確定
劇的な改善ではないものの、タブのグループ化を利用するユーザーにとっては、Webページのサムネイルだけではなく、タブをグループ化したときに調べていた内容やプロジェクト名を付けることで、参照しやすくなるだろう。
ちなみに、タブのグループ化機能は、同じMicrosoftアカウントを使った環境でも同期対象に含まれず、情報はPC個別に保存している。これを別のPCで利用するには、現状「すべてのタブをお気に入りに追加」を選ぶしかない。
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グループ化したタブの「…」→「すべてのタブをお気に入りに追加」で、PC間の共有が可能になるが……
今後、タイムラインにタブのグループ化情報が含まれるかどうかはわからないが、デバイスをまたいで作業を継続するスタイルを実現するのであれば、本機能の共有体験も改善箇所の1つに含まれるべきだろう。
阿久津良和(Cactus)