ACCESSは4月17日、エッジデバイスでの高速リアルタイムAI処理を実現するトータルソリューション「NetFront EdgeAI」を開発し、提供を開始した。

NetFront EdgeAIは、ACCESSのセンサデバイス機器監視用ソフトウェア「NetFront Agent」にAI技術を組み合わせ、IoTサービスのためのクラウド統合基盤「ACCESS Connect」を用いて管理を行う。エッジコンピューティング技術にAI技術を一体化した。

  • 「NetFront EdgeAI」の構成概要

    「NetFront EdgeAI」の構成概要

主な特徴としては、エッジ側にAI機能を搭載させることでクラウド側の処理を削減し、顧客のシステムにおけるネットワークの遅延や帯域に依存しない高速リアルタイム処理を実現するという。

また、NetFront Agentでのリモートでエッジの学習済みモデルの更新、死活監視、ファームウェアアップデートを利用することを可能としている。

なお、今回の新製品の提供開始に伴い、エッジAIのハードウェアパートナーとして、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)と協業している。