大東建託は、グループ企業の大東建託パートナーズが、賃貸借契約の期間満了時の更新手続き電子化を22日より開始することを発表した。

大東建託パートナーズは、アパートやマンション、ビルの管理を行う大東建託のグループ企業。従来、賃貸契約満了時の契約更新は紙の同意書をユーザー(賃借人)に送り、これに記入・捺印し返送するという煩雑な手続きを要していたが、同社では専用アプリとWebサイトの手続きで契約更新を完了できる電子化プロセスを開始する。

  • (電子化した契約更新手続きのフロー同社資料より)

    (電子化した契約更新手続きのフロー同社資料より)

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契約更新時を約3カ月前からメールやプッシュ通知で案内、これに従いアプリやWebで必要事項を入力する。入居者変更など運転免許証での確証が必要な場合にもスマホで撮影した免許証のアップロードで変更手続きを完了、電子化後はアプリやWebで確認できるなど利便性も増す。なお対象は、2019年2月以降に満期を迎える居住用建物を個人契約した入居者になる。

大東建託グループでは、賃貸住宅入居者専用「DK SELECT進化する暮らし」アプリを展開しており、管理会社からのお知らせや各種手続きや利用明細からAI「スマイちゃん」によるお問い合わせへの回答など賃貸住宅における利便性向上に努めている。