今回は、Excelのシート内から特定の文字列や数式を検索する方法と、文字列を置換する方法について確認していきましょう。Excelに搭載されている「検索と選択」機能を利用すれば、スムーズに目的の文字列や数式を発見できます。

本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの使い方を解説していきます。記事の制作には、執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016を使用しています

「ホーム」タブの「検索と選択」から開始

Excelの検索機能を活用するには、「ホーム」タブのリボンにある「検索と選択」アイコンをクリックして、表示されたメニューから「検索」をクリックします(図1)。「検索と置換」画面の「検索タブ」が表示されるので、「検索する文字列」欄に探したい文字列を入力して「次を検索」をクリックします(図2)。検索が実行され、指定した文字列が入力されているセルが選択状態になります。この状態で「検索と置換」画面の「次を検索」をクリックすると、次に該当するセルに選択が移行します(図3)(図4)。

「検索と置換」画面は、[Ctrl] + [F] のショートカットキーで呼び出すこともできます。

  • (図1)「ホーム」タブの「検索と選択」をクリックして「検索」をクリックします

  • (図2)「検索する文字列」欄に検索したい内容を入力して「次を検索」をクリックします

  • (図3)検索の結果、一致したセルが選択状態になります。ここでもう一度「次を検索」をクリックしてみましょう

  • (図4)次に該当するセルに選択が移動しました

検索結果を一覧で確認する

「検索と置換」画面で「検索対象」で「値」を選択してから「すべて検索」をクリックしてみましょう。画面下に指定した文字列が入ったセルが一覧表示されます(図5)。この結果一覧の一つをクリックすると、対応するセルにジャンプすることができます。

  • (図5)「すべて検索」をクリックして検索を実行すると「検索と置換」画面に検索結果が一覧表示されます

シート内の数式を一覧表示

検索機能を活用すれば、シート内の数式を一覧表示させることも可能です。「検索と置換」画面を呼び出し、「検索する文字列」欄に「=」(半角イコール)を入力して、「対策対象」欄で「数式」を選択し、「すべて検索」をクリックします(図6)。「検索と置換」画面の下部に数式が入力されているセルが一覧表示され、その一つをクリックすると該当するセルに移動できます(図7)。

  • (図6)「検索と置換」画面の「検索する文字列」に「=」を入力し、「検索対象」を「数式」にして「すべて検索」をクリックします

  • (図7)数式が入力されたセルが一覧表示されます。確認したい項目をクリックすれば該当するセルにジャンプします

他の文字列に置換

「置換」とは、特定の文字列を別の文字列に書き換えること。置換を実行するにはまず、「ホーム」タブの「検索と選択」をクリックして、「置換」をクリックします(図8)。[Ctrl] + [H] のショートカットキーでも同様の操作が可能です。

「検索と置換」画面の「置換」タブが表示されるので、「検索する文字列」欄に現在の文字列、「置換後の文字列」欄に変更したい文字列を入力して「すべて置換」をクリックしましょう(図9)。文字列の検索と置換が実行され、置換した件数が表示されるので「OK」をクリック(図10)。シートをみると、文字列が置き換わっていることが確認できます(図11)。

  • (図8)「ホーム」タブの「検索と選択」から「置換」をクリックします

  • (図9)検索する文字列と置換したい文字列を入力したら「すべて置換」をクリックします

  • (図10)置換された件数が表示されるので確認して「OK」をクリックします

  • (図11)シート内の文字列がまとめて置換されました