ヤフーは2月19日、乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」に、AI(機械学習)によって当日から5日分の電車内や駅の混雑を予測する新機能「異常混雑予報」を追加したと発表した。

「異常混雑予報」は、首都圏の主要26路線において、スポーツ行事やコンサートなどのイベント開催で混雑が予測される場合、約4000万人のビッグデータを活用して、駅名に加えて、当日から5日分の未来の車内や駅の混雑度を3段階・10分単位で表示する機能。検索結果に混雑が予測されるルートが含まれる場合、検索結果画面に3段階(いつもよりやや混雑、いつもよりかなり混雑、いつもよりはげしい混雑)の混雑度アイコンを表示する。また、沿線に関するつぶやきをTwitterから抽出し、混雑の理由を推測することもできる。

  • 運行情報画面

    運行情報画面

  • 路線検索結果画面

    路線検索結果画面

同機能を利用すれば、「ライブがあるから30分早く家を出よう」「普段と違う路線で帰ろう」といった混雑回避が可能で、スムーズに移動できるという。

対象路線は半蔵門線、南北線、東西線、銀座線、丸ノ内線、千代田線、有楽町線、副都心線、山手線、中央総武線(各停)、総武線(快速)、埼京川越線、京葉線、京浜東北根岸線、湘南新宿ライン、中央線、横浜線、大江戸線、三田線、新宿線、京王線、東急田園都市線、東急東横線、小田急小田原線、りんかい線、ゆりかもめ線の26路線だ。