アサヒ飲料はこのほど、「ワンダ働き方改革実態調査 第1弾」の結果を発表した。調査期間は2017年12月19~22日、有効回答は20~60代の有職者1万人。

働き方改革導入前に「戻りたい」人は7.2%

働き方改革が導入されている企業は全体の63.8%。内容については、「休暇取得の推進」の27.1%、「長時間労働の是正」の26.9%、「子育てや介護の支援」の22.7%、「多様な勤務時間の導入」の20.6%などが多かった。

今後導入して欲しいものは、「休暇取得の推進」の33.3%、「特別報酬の新設」の26.9%、「兼業や副業の承認」の23.5%が上位3位に入り、特別報酬や副業の承認など、お金にまつわるものが増えていることがわかった。

働き方改革導入後の意識や雰囲気の変化を聞くと、36.9%が自分の「意識」が変化し、36.8%が「会社の雰囲気」も変化したと回答。導入される前の働き方に戻りたいか質問したところ、「どちらともいえない」が50.9%と半数を占めたものの、「戻りたいと思う」は7.2%にとどまった。

  • 働き方改革以前の働き方に戻りたいか?

働き方改革で空いた時間の使い方としては、「趣味」が38.7%で最多。次いで「家事、育児」が26.4%、「配偶者と過ごす」が25.9%、「友人と過ごす」が14.1%と続いたのに対し、「まっすぐ家に帰らず寄り道をする」という人も11.7%おり、1割がフラリーマン化していることが判明した。

フラリーマンたちが寄り道する頻度は、「週1日以上」が最も多く62.7%。寄り道スポットは、「書店」が47.3%、「居酒屋・飲み屋」が28.8%、「カフェ・喫茶店」が28.7%、「家電量販店」が16.2%の順となった。