ノキアは3月1日、世界各国のあらゆる業界の企業顧客向け次世代IoTサービスの開発、試験および提供を行う合意書(MoU)を丸紅と締結したと発表した。

  • ノキアと丸紅が次世代IoTサービス

    左から、ノキアWING 事業責任者Ankur Bhan氏、丸紅無線通信 代表取締役社長 山際賢氏、ノキアソリューションズ&ネットワークス 代表取締役社長 ジョン・ハリントン氏

丸紅は、子会社であるMarubeni Wireless CommunicationなどMVNO事業を含む事業を展開しており、IoTマネードサービス「Nokia WING」を活用することで、国内外の5つの営業グループ(生活産業、素材、エネルギー・金属、電力・プラント、輸送機)の企業顧客へ、フリートマネジメント、産業機械のリモートモニタリング、国際物流とアセットマネジメントなどの包括的なグローバルIoTサービスを迅速かつ効率的に提供可能になるという。

また、グローバルに展開するWINGのIoTコアとマネージドサービスを利用することで、丸紅は、グローバルのIoTサービスプロバイダーとして、多国籍企業に対して低遅延のサービスも提供する。

ノキアでは、丸紅の国内での広範なMVNO/MVNE事業での知見を通じて、日本国内の規制や商習慣に対応するIoTサービスを提供できるようになるとしている。