オリンパスは2月7日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼の新製品「OLYMPUS PEN E-PL9」を発表した。新たに、Bluetoothによるスマホとの常時接続機能を追加し、カメラをバッグなどに入れた状態で撮影した写真をスマホに転送できるようにした。効果を選ぶだけで雰囲気を変えて撮影できるアートフィルターには、ノスタルジックな雰囲気に仕上げられるフィルター効果「ネオノスタルジー」を追加。ボディーは小型軽量を維持しつつ、デザインの質感を高めた。「SNSに載せるためによい写真を撮りたい」と考える層に売り込む。

  • オリンパスが発表した入門者向けのミラーレス一眼「OLYMPUS PEN E-PL9」。本体は小型軽量なうえ、デザインの質感も高い

実売価格は、ボディー単体モデルが税別70,000円前後、標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属する14-42 EZレンズキットが85,000円前後、標準ズームレンズに加えて望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」が付属するEZダブルズームキットが100,000円前後。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ブラウンの3色。発売は、いずれも3月上旬の予定。

  • ブラウンモデルの前面

  • ブラウンモデルの背面

  • ホワイトモデルの前面

  • ホワイトモデルの背面

  • ブラックモデルの前面

  • ブラックモデルの背面

  • 従来よりもグリップを大型化した

撮影した写真をSNSなどですぐ使いたい、という需要の高まりを受けて強化したのがスマホとの連携機能だ。従来機種でも、スマホアプリ「OLYMPUS Image Share」を使ってWi-Fi経由でスマホに転送する機能を備えていたが、新たにBluetoothを搭載してスマホと常時接続できるようにしたのが特徴。カメラの電源を落とした状態でも、スマホアプリからの操作でカメラ内の写真の閲覧や転送ができる。カメラ側の操作でスマホに転送したい写真を登録し、カメラの電源を切ったあとに一括でスマホに転送する機能も搭載した。

新しくアートフィルターに追加された「ネオノスタルジー」は、ノスタルジックな雰囲気を残しつつ現代風に撮影できるフィルター。人物の肌の色を健康的に仕上げつつ、暗部が深い緑になる。80~90年代のレンズ付きフィルムで撮影したような雰囲気に仕上がる。

本体は、革シボ調の素材を前面だけでなく側面や背面にも配置し、質感を高めた。背面液晶はチルト式で、下方向に180度開くことで画面を見ながら自分撮りできる機構も継承する。EVF(電子ビューファインダー)は搭載しない。

  • 背面液晶はチルト式となる

  • 下方向に180度開けば、画面を見ながら自分撮りできる

動画は、新たに4K画質の撮影に対応(4k/30p、25p、24p)。動画再生は、スマホのように画面中央の再生ボタンをタップすることで再生できるように改良した。

バッテリー撮影枚数は約350枚。本体サイズはW117.1×D39×H68mm、重さは約380g(メモリーカード、バッテリー含む)。

発売記念のキャッシュバックキャンペーンを実施する。E-PL9 ボディーまたは14-42 EZレンズキットの購入者には5,000円、EZダブルズームキットの購入者には10,000円をキャッシュバックする。対象製品を期間中に購入してユーザー製品登録をした人が対象で、購入期間は5月13日まで。

主な仕様は以下の通り。

  • レンズマウント:マイクロフォーサーズマウント
  • 撮像素子:有効約1,605万画素、4/3型Live MOSセンサー
  • ボディー内手ぶれ補正:3軸、3.5段相当
  • 画像処理エンジン:TruePic VIII
  • 対応感度:ISO200~25600(拡張時はISO100相当~25600)
  • シャッター速度:最高1/4,000秒
  • EVF (電子ビューファインダー):なし
  • 液晶モニター:3.0型・約104万ドット、チルト可動式、タッチパネル付き
  • サイズ:W117.1×H68×D39mm
  • 重さ:約380g (バッテリーとSDカード含む)